2018年 7月7(土)〜9日(月)
10:00 ~ 19:00
群馬県桐生市 PENSEEGALLERY パンセギャラリーにて
あめんぼプロジェクトプレゼンツ
“りんたろうとモアイのおとどけもの展”
を開催いたします。
モアイプロジェクトについて
りんたろうが2017年春、久しぶりに手描きを始めました。 モアイ・・モアイ・・とまるで交信しているかのようにモアイを描きます。 そんな折、イースター島の歴史の中でモアイ像が島外に出されたものは、世界でたったひとつだけ という話を聞きました。その国は日本で、南三陸にあります。 南三陸のモアイストーリーは1960年にさかのぼります。 この年、チリ地震により大きな津波が日本へも襲いかかりました。 南三陸も甚大な被害を受け チリ政府はイースター島の職人たちに作らせたモアイ像を贈呈しました。 ところが2011年東日本大震災の大津波が再び南三陸を襲い、贈られたモアイは流されて、がれきの中に横たわるモアイの頭が発見されました。 志津川高校の学生さんはじめ南三陸のたくさんの人々が元の姿に立て直す支援が始まりました。 そしてチリ政府は再び南三陸へモアイ像を贈ったのです。 設置されたモアイには、白珊瑚と黒珊瑚で作られた眼が入れられました。 眼の入ったモアイは世界に2体しかないといいます。 「眼を入れるとマナ(霊力)がモアイに宿る」のだそうです。 2017年8月 倫太郎と訪れた南三陸。その現状を目の当たりにしました。 あめんぼプロジェクトは 前代表 金子義弘(現アドバイザー)氏と震災の復興支援のチャリティTシャツから始まりました。 今度はりんたろうの描くモアイがお役に立てたら・・と。 被災地の一つである石巻の写真家 斎藤伸さんは桐生とのご縁の中で 傷跡のイメージばかりだった被災地を魅力ある観光地として知らせてくれています。斎藤さんは行方不明者捜索チームのメンバーとして今も毎月海に潜って数千人の行方不明者の方を探しています。 『未来に生きる』という意味を持つモアイと りんたろうの描くモアイが桐生の職人さんたちの手仕事とともに だれかの役に立てますように・・願いを込めて 桐生モアイプロジェクト・・お届けします。
りんたろう のこと。
平成7年12月10日生まれ。22歳。2歳の頃、ガスタンクのてっぺんで発見されました。シーツの上にはマジックで『Winney The POOH』と大好きなクマのプーさんのタイトルを描いた りんたろう。母は自閉症決定!の判が押された瞬間をワクワクしました。 生まれて初めて書いたものが英語だなんて・・これから何がでてくるんだろう。。というワクワクです。 期待通り、りんたろうは 次から次へとペンをとっては、見た文字やマークやみんなの事どんな風に見えているのかを紙の上に描き綴りました。喋れない代わりに。。。 りんたろうは 言葉で自分の心を伝えられません。映画のセリフは1本分まるまる喋り続けるのに、思った事や伝えたい事や聞かれた事を話そうとすると 途端に鍵がかかってしまうようなのです。 それに加えて制御不能のボタンがあって、りんたろうの心とは裏腹に勝手にスイッチオンされて、静かにしないといけない場所なのに大きな声が出てしまったり、ぴょんぴょん跳んでしまったり。そんな時、周りの人には静かにしなさい・・何度伝えたら解ってくれるんだろう・・と嘆かれたり・・・。 りんたろうは、僕だってそんな事したくないんだよ!でも自分の体が頼んでもいないのに勝手に動いちゃうんだ! 変な言葉が出てきちゃうんだ! その叫びすら私たちに伝わらない事がたくさんありました。 私たちが りんたろうの表現手段を知らないから。 そんな理解力の未熟な私たちに、りんたろうはいつもやさしい風を吹かせてくれます。 りんたろうの描くものは笑顔ばかりのたくさんの人たち。奏でる色は 音と音がちゃんと手をつないで美しい和音を響かせます。 りんたろうの心の世界はいつもいつも喜んでいるのです。
あめんぼプロジェクト新グッズ @ りんたろうとモアイのお届けもの展
— “アーティスト” と ”ものづくりのプロ” とのコラボレーション —
有限会社フジクニ
浴用タオルのスペシャリスト「フジクニ」。
使用感を追求したアカスリブランドです。お土産店でも好評なグッズとしてご当地キャラを採用した入浴用タオルの開発など、デザイン性にもこだわったバラエティーに富んだ商品展開をしています。
〒376-0013 群馬県桐生市広沢町5-1939
TEL:0277-54-1710
http://fujikuni.co.jp/
モアイのナイロンウォッシュタオル
りんたろう×フジクニ×FAKELABOR
りんたろうのモアイイラストをFAKELABORがデザイン。 シンプルなサンセリフのタイポグラフィーはマザー・テレサの言葉からの引用。浴用タオルらしからぬグラフィックが目を引きます。
モアイの活版ポストカード2種
りんたろう×LadybirdPress
好評のりんたろう活版印刷シリーズの新作が登場。 りんたろうの描く線の表情は活版による印刷でさらに味わいが増します。極厚ながら軽い手ざわりの紙質は額に入れるよりもたびたび手で触れたくなる質感です。
活版印刷 Ladybird Press
Ladybird Press レディーバード・プレス は桐生市本町二丁目に店舗をかまえる活版印刷工房です。
思わず手にとってみたくなる活版印刷のカード類、ステーショナリーをそろえ、国内のみならず海外の活版印刷フェスなどにも出展。高い評価を得ています。
桐生市本町二丁目5-12
tel. 0277-51-3748
http://www.ladybirdpress.com/
桐生 手ぬぐい
伝統技術と流行を取り入れたデザインと絶妙な色使い。桐生まつりやえびす講など地元群馬のイベントを中心に、季節ごとに新しい柄を発表。その他野外フェスなどでのコラボグッズの展開なども目がはなせない桐生の手ぬぐいブランドです。
有限会社 平賢
群馬県桐生市境野町3-2134
tel. 0277-44-7570
http://kiryu-tenugui.com/
モアイの手ぬぐい
りんたろう×桐生手ぬぐい
ランダムな細ボーダーと一列に並んだモアイを組み合わせたデザインの手ぬぐい。ブルーグレーとややにごりのあるピンクの絶妙な2パターンのカラーバリエーション展開。腰にぶら下げるもよし、夏場のクーラー除けのストールとしても使える便利グッズです。
*ご好評につき完売。入荷未定です。ご了承ください。
モアイ“SILENCE”T-shirts
りんたろう×パンセギャラリー
今回PENSEEの手がけるプロダクトは手刷りTシャツ。りんたろうの描くモアイの飄々とした表情がシンプルなモノクロのデザインにマッチしています。パンセギャラリーの雰囲気がそのままTシャツになったような仕上がり。女性用と男性用で異なるシルエットのボディを使用しています。
パンセギャラリー
PENSEE GALLERY パンセギャラリー は桐生市有鄰館から通りをはさんではす向かいにある貸しギャラリーです、オーナー自らがリフォームしたまっ白な室内空間では県内外の作家が作品展を開催しています。また一点もののリペア家具の展示販売会や音楽のイベントなど、様々な催しが行われています。
376-0031 群馬県 桐生市本町3−3−1
http://penseegallery.com/
ネモグラフィクス
児童書の挿絵のような、かわいいイラストレーション作品から一般企業、イベント広告の制作まで手がける nemographics 。あめんぼプロジェクトではフリーペーパー「あめんぼ通信」の発行、アーティストCANバッジシリーズが好評。今回の展覧会では総合ディレクションを担当しています。
nemographics
http://nemographics.wixsite.com/salviacreativestudio
モアイCANバッジ
りんたろう× nemographics
「りんたろうモアイのおとどけもの展」でのキーカラーを使用した“期間限定”パッケージの缶バッジをご用意しました。
会場で配付されるフリーペーパー「あめんぼ通信」の最新号もお楽しみに。
自動車でお越しのお客様へ、会場向かいの有料パーキングをご利用ください。
ー交通安全の妨げとなりますので路肩への駐車はご遠慮くださいー